声なき叫び 「痛み」を抱えて生きるノルウェーの移民・難民女性たち
『声なき叫び 「痛み」を抱えて生きるノルウェーの移民・難民女性たち』
著者:ファリダ・アフマディ
出版社:花伝社
発売日:2020年3月24日 ページ数:314ページ
内容紹介
ノルウェーに移住した移民・難民女性たちの苦しみと希望を描いた一冊です。著者のファリダ・アフマディ氏は、アフガニスタンで迫害を受けた経験を持ち、ノルウェーで社会人類学者として活動しています。本書では、福祉制度の網の目からこぼれ落ちたマイノリティ女性たちの声を集め、彼女たちが直面する現実を明らかにしています。
ノルウェーは「世界で最も寛容な国」と言われることがありますが、移民・難民女性たちの生活は決して楽ではありません。貧困、孤立、差別、そして社会的な支配構造の中で、彼女たちはどのように生きているのか。本書では、10人の女性への聞き取りを通じて、移民政策の課題や多文化社会の現実を浮き彫りにしています。